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安全な水を安定して国民に供給する為に、浄水場は緩速濾過法式から、急速濾過法式に変更したわけですが、

水処理能力にはほとんど差がなく、安全面に関しては、緩速濾過方式を採用した方が、良いことがわかります。

現在、欧米国では緩速濾過緩速濾過方式が再確認されつつある一方、日本は高度処理や膜濾過法式といった新しい技術を取り入れられています。
この、新技術はコストが高いため、私たちが支払う水道料金が高くなるほか、やはり安全性や味は緩速濾過が勝ります。

 「理不尽なリスク」という言葉があるように、「技術は誰の為にあるのか」ということを考えてもらいたいです。
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 1892年ドイツではコレラが流行し、逸早く緩速濾過方式を採用したアルトナ市ではほとんどコレラ患者がでなかった。一方採用が遅れたアルトナ市の隣のハンブルクでは8605人の死者がでた。との記録が残ってます。
 
 一方、急速濾過方式を採用しているアメリカでは1987年ジョージア州で1万3000人、1993年にはミルウォーキーで40万人のクリプトスポリジウムに感染する集団下痢事件が発生しました。

これらのことから、塩素処理を必要とする急速濾過では完全に殺菌できないこと、緩速濾過では、完全ではないですが、細菌を取り除くことができることがわかります。
 緩速濾過方式は、砂層の方面に微生物の粘質膜ができ、この微生物の働きで濁りや細菌、藻類、油、アンモニア態窒素、有機物や異臭味、鉄、マンガンまでもが効果的に除去され、安全性の高い飲み水を作ることができると言われています。

 急速濾過方式ではある程度の細かい濁質や細菌の漏洩は避けられません。また、増水時の急な濁質の増加に対してはすぐに閉塞してしまうなど、原水水質の変化に対する緩衝性がないので、急速濾過方式では濁質などを効果的に除去するために前段に薬品沈澱池を置きます。細菌などは漏洩するので、急速濾過方式では塩素処理による消毒が必須条件になるわけであります。

 この塩素と残留したフミン質が反応して発がん性のあるトリハロメタンが発生するほか、塩素により殺菌できない下痢の原因で一つであるクリプトスポリジウムが残留します。

 これが、急速濾過方式では、塩素、トリハロメタン、クリプトスポリジウム、が問題とされる理由です。
一般的に緩速濾過は急速濾過に比べ浄水能力が低いと言われているが、はたして・・・・

先日、見学に行った、庭窪浄水場と砧浄水場の能力差について調べてみました。

              庭窪浄水場       砧浄水場
濾過速度         210m/d        5m/d
濾過池面積       1200平方メートル  16000平方メートル
濾過池面積       20万立方メートル  11万立方メートル
送水/濾過池面積・d 166立方メートル   6.8立方メートル


結構、能力差があります。

しかし、、急速濾過法式は濾過池以外にもさまざまな装置が必要なので、、

              庭窪浄水場        砧浄水場
総面積         21.7万平方メートル   10.3平方メートル
送水/総面積・d   0.92立方メートル     1.07立方メートル


差が、ほとんどないことがわかります。
 
本日、大阪府立庭窪浄水場の見学に行き、高度浄水処理の流れについて学びました。

淀川→沈砂池→急速攪拌池→凝集沈殿池→生物接触濾過池→2次凝集池→急速濾過池→オゾン接触池粒状活性炭吸着池→塩素混和池→送水

取水から送水まで、約6時間かかります。

ちなみに、東京都の砧浄水場(緩速濾過方式を採用しています)

川→分水井→緩速濾過→塩素混和池→送水

取水から送水まで、約8時間かかります。

塩素の投入は日本の法律で必須なので、緩速濾過法式にも塩素は必要なようです。

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